Joanni
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シノプシス
シノプシス 人物相関図 ルネサンス期のイタリア半島 メディチ家略系図
かつて、美しい戦争があった
1526年、メディチ家の若き武将ジョヴァンニは、北イタリアの宮廷都市マントヴァを舞台に、神聖ローマ帝国軍(ゲルマン軍)のローマ侵攻を食い止めるべく、激しい戦いを繰り広げていた。
当時の武将同士の戦いは、互いに尊厳をもって対峙する一騎打ちを基本とし、そこには戦争を生業とする者に共通する美学があった。しかしルネサンスの技術革新は、戦いの世界にも変化をもたらした。鉄砲、大砲が開発され、もはや倒すべき敵は顔も声もない、非人間的な戦争が始まろうとしていた。


人を生かすのは愛の記憶
ジョヴァンニは、身内の裏切りにあい、窮地に立たされる。そんな彼に生きる力を与えるのは、いつも変わらぬ愛を捧げる妻マリアと、のちにトスカーナ大公となる息子コジモ。
マリアの深い湖のような愛で満たされた家は、ジョヴァンニが唯一帰っていける場所なのだ。そして敵軍に贈られた砲弾によって傷つき、生死の淵を彷徨う時、夜を焼き尽くすほど想い合ったマントヴァの貴婦人との出会いの記憶が彼を包む。「イタリア映画史上最も美しいラブシーン」と謳われたジョヴァンニと貴婦人の逢瀬のシーンは、私たちの心に永く焼き付けられることだろう。