ルーシー・ラッセル 『グレースと公爵』を語る

「ロメールは細部にまでこだわる人で、衣裳は本当にすごかったです。彼は、誰も気づかないだろうが機械縫いと手縫いでは、布の動きが違うと言いました。そういうことへのこだわりによって、私を18世紀に戻してくれて、役により入り込むことができました」

「これはフランス革命についての映画というよりも、革命を見ていた女性の感覚や考え方、人生を描いた映画なので、歴史を知らなくても大丈夫です。それよりも、グレースという女性が変わっていくというのがひとつのテーマだと思います」

「革命の中で変っていくグレースが、すごく好きです」

「ラブストーリーではあるけれども、王道ではない別の形があるというのを見てもらいたいです」

「今までなかったかたちで、型にはまった映画でないところがとても気に入っています」

「ロメールの映画は、他人から見たらどうでもいいことでも本人にとっては大事で、どんな人間にも価値があるということに息を吹き込む技術を持っていると思います。これはたいへん稀なことです」