|
|
|
![]() |
|
![]() +++++ 15才の姉と二つ年下の妹。華奢で美しい姉と太った妹。考えが未熟な姉とすでに成熟しているかのような妹。ふたりは未だ経験していない「ロスト・ヴァージン」についても考えが違う。そしてこの姉妹は、まったく違うのに、まるでひとりの人間のように分かちがたい。 少女たちの性についての常識や価値観が変化し、見知らぬ人とのセックスが特別なものではなくなった昨今、少女たちにとって、そして大人たちにとって、「処女」とは、「はじめてのセックス」とはどんな意味を持つのか。『本当に若い娘』、『ロマンスX』で世界に衝撃を与えてきたカトリーヌ・ブレイヤが、社会を覆う「処女」の概念に大きな問いを投げかけた美しい衝撃作。 一筋縄ではいかない少女達の焦燥感を、少女期の危うい妖艶さに包まれたロキサーヌ・メスキダと、幼さと成熟をからだに包んだアナイス・ルブーが見事に体現。二人に降りかかる真夏の出来事、そして、アナイスの表情のストップモーションで終わるショッキングなラストシーン。その視線は、世の中の固定観念を投げ捨てる、爽快なまでの意志を感じさせる。 カトリーヌ・ブレイヤの最高傑作といえる魅力を放つ本作は、2001年シカゴ映画祭では最高賞にあたるゴールデンヒューゴー賞の栄冠に輝き、ベルリン映画祭では革新的な映画に与えられるマンフレッド賞を、またロッテルダム映画祭ムービーゾーン賞(ヤングシネマ賞)なども受賞している。なお日本ではR-15指定での公開となる。 +++++ ![]() |