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やっと見つけた、やすらかな眠り
マレーシアの首都、クアラルンプール
そこは様々な人種が入り乱れるアジアの吹き溜まり
一文無しの旅人、出稼ぎ労働者、怪しげな賭博師たち
瀕死の旅人を介抱する男、
寝たきりの男を介護する女。
湿気を含んだ街並み、モーツァルトからチャップリンまで全編にあふれる音楽、建設半ばで打ち捨てられたオペラハウスのような巨大な廃墟。
そして廃墟にたまる水のよどみの静寂に立ち現れる、
限りない幸福感に満ちたラストシーン。
愛を渇望する孤独な人々を描き続けてきたツァイ・ミンリャンが
初めて故郷マレーシアを舞台に描く、切なくも哀しい愛の物語。
それは、これまでにない優しさと愛おしさにあふれている。 |
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